巷では、最近良く聞く積立NISAですが、そろそろ内容を本気で理解して
実際に使って見ようかと考えています。
その為、簡単に積立NISAの概要を纏めてみましたので、私の学習ついでにお付き合い下さい。
積立NISAとは?
積立NISAとは積立投資をする際に利用できる少額投資非課税制度の事をいいます。
積立NISAの要点をまとめたのが以下のものになります。
1.年間40万円までが投資限度枠 2.非課税で投資できる期間は、最長20年 4.投資の方法は「積立投資」のみ 5.投資対象は、金融庁の基準をクリアした投資信託
1. 年間40万円までが投資限度枠
積立NISAでは、毎年40万円を上限として『一定の投資信託』が購入可能です。
年間40万円。月平均にして、33,333円の投資が可能です。
※33,333円を12ヶ月で投資すると、399,996円になる。
枠いっぱいまで4円足りないが、追加で購入できる機関と購入できない機関が存在する。
この購入額に関しては、iDeCoと違い非課税対象にはなりません。
積立NISAの非課税対象は運用益が非課税となります。
2.非課税で投資できる期間は、最長20年
各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。
投資に対してかかる課税額は20.315%の税金がかかります。
10万円の運用益が出たとしたら、約2万円は税金でもっていかれます。
非課税で保有できる投資総額は最大800万円となります。(年40万×20年=800万)
非課税期間の20年間が終了したときには、NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。
つみたてNISAでは、翌年の非課税投資枠に移すことはできません。
現在、積立NISAは2037年までの制度とされていますので、投資信託の購入を行うことができるのは2037年までとなります。
2037年中に購入した投資信託についても20年間(2056年まで)非課税で保有することができます。
3.投資の方法は「積立投資」のみ
積立投資は、投資用のNISA口座(非課税口座)から、例えば毎月や毎週など決まったタイミングで一定金額を引き落とし、継続的に買い付ける投資方法です。
一括その年の上限まで購入する等はできません。
4. 投資対象は、金融庁の基準をクリアした投資信託
金融庁の厳しい条件をクリアした投資信託・ETFのみです。例えば、非課税枠の中で国内外の個別株式やREITへの投資を考えたい場合、つみたてNISAではなく一般NISAを選ぶ必要があります。
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